見よ、それはきわめて良かった!

教会には、いろんな子どもが集っています。お母さんの言うことをきちんと聞ける良い子もいれば、うちの子のようになかなか大人の敷いたレールに従わない子もいます。

ある講演会で幼稚園の先生が質問していました。
「Aちゃんが順番を待っていても、Bくんが待てずにAちゃんを抜かしてしまいます。
私はAちゃんをフォローしますが、Bくんにはどうしつけたらよいでしょうか。」

演者の方の答えはこうでした。
「Aちゃんのフォローは少しで良いんです。Aちゃんは、それで立ち直れます。だから、Bくんのフォローをいっぱいしてください。
大人の目線から見ると、Aちゃんが気の毒でフォローしたくなりますよね。でも、本当に分かってあげるべきなのはBくんの気持ちです。」

びっくりしました。
人の目から見ると、意地悪している子どもや、言うことを聞けない子どもはダメな子どもだと思いがちですが、そんなことないんですよね。
神さまは、私たちの目線とは全く違う。いたずらっ子もおとなしい子も、そして、お父さんもお母さんも、、、、すべての人を「きわめて良い」と言って下さいます。

“神は、お造りになったすべてのものをご覧になった。
見よ、それは極めて良かった。”
旧約聖書「創世記 1章31節」

RKTKHS