今日の礼拝では、澤田猛さんが、JOYチャペルの伝道師としての任命を受け、旧約聖書の「伝道者の書(コヘレト3章1-11節)」から、『神に委ねて歩もう』というタイトルで、次のようなメッセージをしました。
コヘレト1章で、その著者(たぶんソロモン)は、悲観的と思われるような「すべては空しい」と語りました。この著者は、生きる意味を探究した時に、神のいない人生は無意味で空しい、ということを味わいました。そのため、このコヘレトを書いた目的として、神に従うことがどんなに素晴らしいかと語ったのです。
<ギリシャ語の「時」を表す言葉>
①クロノス:量的な時間(測ることができる)
②カイロス:質的な時間(人が掴むことのできない、神の決定的なみわざが行われる時)
このコヘレトは、「時(カイロス)」の詩と言われています。28個の「時」が、コヘレト3章2節から8節までにあらわされています。
神の計画の全貌は人には見極めることができない、とコヘレトでは結論づけています。
<みことばの適用>
①神の「時」を信仰によって素直に受け入れる(万事が益となる希望がある)
②神の「時」に備えて待つ(神のなさることは時にかなって美しい)
サーファーのように、波に乗ることを待つ(聖霊の風が吹いたらその波に乗る)
賢いおとめたちのように、ともしびを用意しておく(マタイ25章)
③明日のことまで思い悩まないで神に委ねる
自分中心からイエスさま中心へと、変えられる
最後に、ドイツの宗教改革者、マルティン・ルターの名言より
「たとえ世界が明日滅びるとわかっていても、私は今日リンゴの木を植え続ける」
ルターは、すべてを神さまに委ねて、未来への希望を捨てず、そのリンゴを食べるであろう人のことを想像して、今、自分ができることをしよう、という彼の信仰を伝えています。
今日のメッセージを聞いて、わたしは、自分のわからないことやできないことはたくさんあるけれど、主にそれらを委ねて、主の与えてくださる聖霊の風による波に乗るために備えることを、課題として与えられました。メッセージに感謝し、栄光の主に感謝します。
Mic.
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