今週の一面 『祝福の前の苦しみ』 5/5

◆ヤコブの一族はエジプトに移住し生活を続けました。ヤコブの息子、孫の数は70人でした。その後、イスラエルの人々は子を産み、増え広がっていきました。ヨセフの時代を知らない王が誕生した時、イスラエル人の増え広がりを危惧したのです。そして、イスラエル人に対し重労働を課したのです。しかし、重労働の中においても、イスラエル人はますます増え広がったのです。

◆イスラエル人に対しての苦しみは、重労働だけではありませんでした。エジプト王は、ヘブライ人の助産婦、シフラとプアに出産時に男の子だった場合殺すように命じたのです。しかし、彼女たちはエジプト王に従うことはありませんでした。彼女たちがおそれたのは、エジプト王ではなく、神様をおそれていたのです。この助産婦の信仰を私たちも見習いたいのです。私たちは様々なものに対して恐れを覚えます。将来だったり、世の中の権力などです。ただ私たちは、上に立つ権威には従うべき(ローマ13:1)ですが、その要求や命令が神様からの教えに逆らうものならば、私たちは人間よりも、神様をおそれなくてはなりません。(使徒5:29)助産婦たちは神様をおそれました。その結果、彼女たちは神様から祝福され、彼女たちも子宝に恵まれたのです。

◆ファラオの願った通りにならない中、ファラオは新しく命令を出しました。生まれた男の子をナイル川に投げ込むよう命じたのです。分娩時に殺すことができないならば、生まれてから殺すことを命じたのです。このことを通して、イスラエルの民は神様の御業を体験する前に、苦しみを体験することになりました。私たちは、受ける恵みが大きいほど、受ける苦しみも大きいことがあります。しかし、神様は、苦しみの後に、その苦しみをも上回る祝福を備えてくださっているのです。(Ⅰペテロ5:10)

坂西恵悟