今週の一面 『一人の証人として』 4/14

◆監獄に入れられたヨセフは、王の料理長と給仕長と共にいました。ヨセフがこの二人の夢を解き明かし、彼らは監獄から解放されました。2年経ち、ファラオの夢の解き明かしのため、監獄から出たヨセフは、ファラオの夢を解き明かしたのです。ただ、解き明かしただけでなく、具体的な提案もファラオにしたのです。


◆この夢の解き明かしの結果、ヨセフは宮廷の責任者に任命されるだけでなく、国のナンバー2としての地位が与えられたのです。彼がこの地位に就くことができたのは、彼がただ単に「聡明で知恵のある者」だったわけではなく、「神の霊が宿っている人」と言われるように、「主が共におられ」「主がうまく計らわれた」からなのです。異教の国であるはずのエジプトにおいて、ファラオはヨセフの信じる神を認めました。それは、ヨセフが夢のことは神が告げたいことだと伝えたからです。「わたしではありません。神がファラオの幸いについて告げられるのです。」(創世記41:16)ファラオはヨセフを認め、地位とエジプト人として生きることができるように名前を与えたのです。


◆ここまでのヨセフの物語は、ただ神様が共にいて祝福してくださるだけの話ではなく、神を信じる者の生き方も学ぶことができます。ヨセフは、自分の身に起きたこと、ファラオの夢の内容もすべて神様からのものとして考え、信じました。そして、そのことを曲げることなく、誇張することなく、正直に伝えました。ヨセフが神様に対し、誠実で忠実であることを表しています。私たちも神様に対し、誠実に忠実であることが大切なのです。それを伝えることにより、一人の証人として用いられていくでしょう。

「そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」(マタイ5:16) 

坂西恵悟