今週の一面『神様は生きて働いておられる』4/10

◆こんな話があります。宗教改革者マルティン・ルターは、ある時、大きな問題・悩みを抱え落ち込んでいました。すると、そこへ奥さんがお葬式用の黒いドレスを着て、彼のそばにそっと立ちました。すると、彼はびっくりして尋ねました。「どうした。誰が死んだのかね。」奥さんは答えました。「神様がお亡くなりになりました。」、「ばかを言うな。そんなことあり得ないだろう。」とルターは怒って言うと、奥さんはこう言いました。「もし神様がお亡くなりになったのでなく、まだ確かに生きておられるなら、その生きておられる神様を信じているあなたが、どうしてそんなに落ち込むのですか。」自分の不信仰に気づかされたルターは直ぐに悔い改め、元気を取り戻したということです。


◆私たちも「もう無理だ、もうダメだ!と落ち込むことがあります。しかし、そんな時私たちは生きて働かれている神様の存在を忘れています。まるで神様がもうすでに死んでしまい、もう二度と私たちの祈りが届かないかのように思ってしまうのです。


◆イエス様は聖書を通して私たちに、「空の鳥を見なさい」(マタイ6:26)と言われます。「空の鳥は何もしなくても天の父は養ってくださっている。あなた方は鳥よりも価値があるじゃないか」と。空の鳥や野の花を見る時に、私たちは神様が「今」生きて働いておられるのを知るでしょう。生きて働かれる神様が日々私たちと共におられ、共に歩んでくださる、こんな幸せなことはありません。


◆神様の存在に気づき、自分の不信仰を悔い改めて元気を取り戻したルターのように、私たちも日々繰り返し、神様の存在を感じながら元気をいただき、歩ませていただきましょう。

松﨑 準