毎年6月第4日曜日から1週間、バプテスト連盟では全国壮年会連合が主体となって、神学校週間を送っています。これは牧師などの教役者として歩む召命をいただいて神学校で学ぶ者だけでなく、彼らを送り出す教会をはじめ全国の信徒たちが、共にキリストの使者としての使命を受けていることを再確認する時でもあります。
不景気や戦争拡大、政治不信のさ中にあって今、教会の役割は何なのか、また教会における次世代の担い手への信仰継承や高齢化の課題に向かって教会はどのように祈っていくかが問われています。この極めて重大な局面にあって、現在牧師不足が深刻な問題となっています。日本バプテスト連盟に連なる311の教会・伝道所の内、48教会が無牧師です。また牧師の高齢化も進んでいます。牧師の養成は急務と言えるでしょう。しかしながら年々神学生の数は減少しています。それに伴って、神学校の運営も経済的に大変厳しい状況に置かれ、3つの神学校(西南学院大学神学部、東京バプテスト神学校、九州バプテスト神学校)はその対応に追われています。神学生の生活や神学校の運営を財政的に支えるのが神学校献金の働きですが、諸教会から献げられる神学校献金も年々減少していて、2025年度に献げられた神学校献金の額(1485万円)は10年前より800万円ほど少なくなりました。
伝道者となる召命は、神様から本人に与えられるものですが、それは決して一人だけの事柄ではなく、そこに至るまでに、多くの方々の祈りと支え、そして信仰の交わりがあってこそのことです。ぜひ、「あなたの」事柄として、神学校週間を覚え、神学校献金をお献げください。
“収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。” マタイによる福音書 9章37~38節
