聖書箇所: エフェソの信徒への手紙 5章15~20節
牧師 山中臨在
私たちは日々「忙しい」と感じながら生活しています。しかし、その忙しさの中で、本当に大切なものを見失ってはいないでしょうか。
聖書は「時をよく用いなさい」と語ります。これは単なる時間管理の教えではありません。ここで言われている「時」とは、神様が与えてくださる特別な恵みの時のことです。聖書は、忙しさに心を奪われ、その大切な恵みの時を受け取り損ねてしまわないようにしなさい、と私たちに語るのです。
人はあれもこれも手に入れようとして、結果的に本当に必要なものを取りこぼしてしまいがちです。聖書は、まず神様との関係を第一にするようにと教えています。礼拝をささげ、御言葉に耳を傾け、祈るとき、私たちは神様から新しい力と平安をいただきます。
忙しい時こそ、あえて立ち止まることが大切です。それは、速く走るためにブレーキが必要であるのと同じです。人生の中で神様に向き合う時間は、私たちを守り、正しい方向へ導いてくれます。
神様は私たちの忙しさをすべてご存じです。その上で、「だからこそ今、わたしのもとに来なさい」と招いておられます。忙しい日々の中にあっても、礼拝を通して神様と出会い、失われかけている恵みの時を取り戻していきましょう。そして神様から与えられる平安と力を受け取り、新しい一週間へと歩み出していきましょう。
