「思い煩いからの解放」

2026年2月22日 礼拝メッセージ概要
聖書箇所: マタイによる福音書 6章25~34節
伝道師 澤田 猛

今日の箇所は、イエス様が山上の説教で語られた「思い悩むな」というみ言葉です。私たちは年齢や立場を問わず、将来の生活、健康、仕事、人間関係、子育てや老後など、さまざまな不安を抱えて生きています。信仰者であっても思い煩いから無縁ではありません。聖書に登場するアブラハムをはじめ、多くの人々が不安や葛藤を経験しました。

イエス様は、なぜ思い悩まなくてよいと言われるのでしょうか。第一に、神様は空の鳥や野の花を養い、美しく装ってくださるお方であり、私たちをなおさら大切にしてくださるからです。第二に、思い煩っても問題は解決せず、かえって心身を疲れさせてしまいます。第三に、過度な思い煩いは神様への信頼を見失う姿であると教えられています。

では、どうすれば思い煩いから解放されるのでしょうか。イエス様は「何よりもまず神の国と神の義を求めなさい」と語られました。自分中心の歩みから神様中心の歩みへと転換し、神様を信頼し続けることが大切です。また「明日のことまで思い悩むな」とも教えられました。将来を過度に心配するのではなく、今日という一日を主に委ねて誠実に生きることが求められています。

さらに聖書は、思い煩いを祈りの中で神様に打ち明けるよう勧めています。感謝をもって祈るとき、神様は人知を超える平安で私たちの心を守ってくださいます。そして教会は、互いに執り成しの祈りをささげ合う神の家族です。一人で抱え込むのではなく、悩みを分かち合い、祈り合う中で、主がともに働いてくださることを経験します。

自分の限界を認め、変えられないことは主に委ね、変えるべきことには勇気をもって向き合う。その信仰の歩みの中で、私たちは思い煩いから解放され、希望と平安を与えられていきます。新しい一週間も、主を見上げつつ共に歩んでまいりましょう。